こんにちは!
前々からずっと行ってみたいと思っていた岡山県高梁市の吹屋ふるさと村に行ってきました。
行った理由は「恋は光」という映画を観たことがきっかけ!
とっても良い映画で画面越しに観た、吹屋ふるさと村の風景美にやられちゃいました。
今回ご紹介するのは旧吹屋小学校。
平成24年(2012年)3月まで現役の木造校舎として国内最古の木造校舎として使用されていたんです。
この小学校は「恋は光」の映画にはでてきてないのですが木造校舎の昔ながらの雰囲気、なつかしい感じがとっても良かったんです。
さっそくご紹介致しますね。
旧吹屋小学校とは
明治33年(1900年)に東西校舎、明治42年(1909年)に本館が建築され平成24年(2012年)3月まで現役の木造校舎として国内最古の木造校舎として使用されていた小学校。
明治時代後期を代表する擬洋風の学校建築として評価され、岡山県の重要文化財に指定されています。
この校舎を文化財として後世に伝えていくために、保存工事修理を実施し、令和4年4月21日に一般公開されました。
2015年から7年。約9億8600万円かけ保存修復工事された校舎なんですよ!
旧吹屋小学校 入館料
大人500円 小中学生250円
開校時間 10時~16時 (入校時間は15時30まで)
2022年9/10(土)~9/25(日)はイベント
「赤で彩るアート展」開催のため入館料金が変更になります。
期間中入館料
大人700円 小中学生450円
旧吹屋小学校 外観
赤い屋根がインパクトのある木造校舎。そして写真に映ってるプール。夜になるとプールに校舎が反射して幻想的に。それはまたのちほど…
旧吹屋小学校 校舎内
受付にいるのは備中高松城の猫城主さんじゅーろーさん!
ここでチケットを購入します。
これがチケット!
学籍番号も記入されてます。
裏側には学年とクラス、名前を記入したら名札になっちゃいます。
三間廊下
受付を抜けるとあるのはトラスを用いた小屋組みの三間廊下のお出まし。
一間が約1.82mらしいので三間で約5.46mあることになります。
なんでこんな広さにしたんだろって疑問に…
じつはこの三間廊下は体育館の役割も担っていたとのこと。
校舎内は改装されており、とってもきれいなんです。
教室名はチョークで書かれていました。
展示室
教室に入ると黒板にはようこそ旧吹屋小学校への文字。
イベント情報なども書かれており、校舎内を楽しむなら必ず読んでおきましょう!
ここではXR(クロスリアリティ)メガネの貸出コーナーもあり、これをかけることにより現実世界と仮想世界を融合させた映像を見ることができるんです!(レンタル料1000円)
復元教室
明治時代の教室が再現されていました。
1台の横長の机に椅子が2脚。
机に引き出しないじゃん!!って思ったら上から開けるものでした。
昔はこういう仕様の机が多かったのかな?
窓からはきれいな緑が見え、良い感じの光が入ってくる。
勉強すごくはかどりそう!
校長室
とりあえず…窓側の席にすわって校長気分を味わいました。
2F講堂
2Fにあがると広い講堂があります。
ここでは「二重折り上げ棹縁天井」という和洋折衷の技術が用いられてます。
名前だけみたらどんな天井はなんだろ!?
って思っちゃいますよね!
実際に見た瞬間…
素人目で見ても凝っててすごい造りってのがわかります。
そしてここには創建時の1900年(明治33年)に購入されたヤマハ製の「100年オルガン」もあるんですよ!
2F教室
こちらの教室には私も利用したことある馴染みのある机。
椅子にはランセルがかけられてます。
教室の壁には生徒が作成した版画などの作品が展示されてました。
2F展示室
当時使用された教材や楽器、生徒の作品が展示されています。
校舎内から見る外の景色。
旧吹屋小学校 夜間ライトアップ
なんと夜になると旧吹屋小学校ライトアップされます。
プールに木造校舎が映しだされてめっちゃ幻想的なんですよ!
はじめてみたんですがとってもきれいでした。
夜間ライトアップの期間は?
2022年7月1日(金)~9月30日(金)
上記期間中の金曜日と土曜日のみ
時間:18:30~20:30
旧吹屋小学校の入館は10:00~16:00です。
ライトアップは外からの見学のみです。
駐車場は吹屋ふるさと村の千枚駐車場もしくは下町駐車場を利用することになります。
まとめ
今回は旧吹屋小学校をご紹介致しました。
平成24年(2012年)3月まで現役の木造校舎として国内最古の木造校舎として使用されていた小学校。
保存修復工事を終えた現役当時の面影を残す教室のなかにはかつて学校で使われた楽器や子供たちの作品などなつかしさであふれるものがたくさん。
その時代の学校生活が想像できてとても楽しかったです。
次回は吹屋ふるさと村をご紹介致します。
この記事が少しでもお役にたてればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。